質屋営業法には、貸金業法にはない利点があることは前の項目などで触れてきましたが、当然ながら欠点も存在します。ここでは、そんな質屋営業法の欠点について取り上げていきたいと思います。
まずは何と言っても利息の高さです。これまでの項目では質屋への返済期間は3ヶ月で、それまでに返済してしまえば物品を返してもらえるシステムを紹介しましたが、実は融資額の利息だけを返済すれば、3ヶ月の返済期間を延長する交渉ができるため、そのまま利息だけの返済を続けていると、返済額があっという間に融資額を越えてしまいます。これは、質屋の利息が消費者金融よりもはるかに高く、消費者金融が最高で年利18%なのに対し、質屋は最高で月利9%です。これは単純に年利換算にすると最高で108%ということになるため、返済を利息だけにしておくのは非常にもったいないですね。できることなら、3ヶ月以内に借りたお金を利息を付けて返すか、担保にした物品を諦めて返済を止めるかの結論を出しましょう。
そして、質屋に預ける物がないと質屋から借りられないというのも欠点と言えるでしょう。担保にする物は、それなりの物でないとお金を融資してもらえません。ブランド品など、売れば値段の付く物であれば大丈夫ですが、長引く不況により、家になかなかそういう物がない人もいるでしょう。そのため、質屋自体に向いていない人もいると思います。もし、家に不要なブランド品があり、返済義務もなくすぐにお金が欲しい場合は、質屋よりもブランド買取を行う店に買い取りしてもらった方が良いかもしれません。その方が、負担も少なく、まとまったお金を手に入れることができます。